諫早市で誕生した、日本一のスパイス。

開発したのは、木材リサイクル企業なんです。

実は、新たな資源の循環を目指しています。

【NIB news every. 2026年1月30日放送より】

◆調味料選手権で日本一「しげるの八番」

おいしそうに焼けた “肉のうま味” を引き立てる、とっておきのスパイスがあります。

その名は「しげるの八番」。

パスタのアクセントなど、さまざまな料理に活用できる5種類の『しげるのスパイス』シリーズの中で、日本一に輝きました。

開発したのは、藤田 茂さんです。

(藤田 茂さん)
「下味に使ってもいいし、食べるときにつけて使ってもらう。(料理の)プロの方たちから認めてもらえたことが、本当にすごく自信になるし、うれしく思う」

名前の「八番」の由来は…。

(藤田 茂さん)
「一番最初にスパイスをつくった時に配合自体も分からなくて、とりあえず何となく作りながらやってみた。その中で8番と書いてあるのが “しげるの八番” の基になった商品」

去年10月、大阪で開かれた調味料選手権で、スパイス部門の日本一にあたる最優秀賞を受賞しました。

オニオンとにんにくの香りを効かせ、肉との相性の良さや、下味にも仕上げにも使える点が、高く評価されました。

◆開発したのは木材リサイクル企業… その理由とは?

藤田さんが勤める “会社の事業” として開発した「しげるの八番」。

スパイスを手がけたのは、一般的な“食品メーカー”
…ではなく、なんと諫早市の木材リサイクル企業「飯盛グリーン開発」。

諫早市の「飯盛グリーン開発」は、木の伐採を行い、自社の処分場で加工。

大きなものは薪として販売し、木くずは、養豚場や農場で活用してもらうなど、木材を100%再利用するリサイクル事業が本業の会社です。

一見、スパイスとは遠くかけ離れた会社にみえますが…

案内してくれたのは「エナジーファーム」。

自社で運営する、諫早市高来町にある農場です。

(飯盛グリーン開発 藤田 茂さん)
「エナジーファームとして立ち上げて、ここでスパイスに使う野菜をつくっている」

この農場で唐辛子やしょうが、ケールやバジルなど、スパイスに使用する野菜を栽培しています。