スタートアップ投資協業を加速

商船三井系のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、MOL PLUSは2月12日、インドのベンチャーキャピタルファンド(VCファンド)、Chiratae Ventures Offshore Manager(チラテ・ベンチャーズ・オフショア・マネジャー)が運営している「Chiratae Ventures International FundⅤ」に出資すると発表した。

MOL PLUSがインドのVCファンドに出資するのは2件目。具体的な出資額は開示していない。


(左から)Chiratae Ventures Samarth Gudwala(Analyst)、Anoop N Menon(Principal–Investments)、Venkatesh Peddi(Managing Director)、Sudhir Sethi(Founder&Chairman)、MOL PLUS代表 阪本拓也、インドデスク代表 Capt. Shantanu、インドデスク 飯野 泰史の各氏(MOL PLUS提供)

Chiratae Venturesは2006年発足。インドのスタートアップエコシステム黎明期から約20年にわたり投資活動を続けている。これまでに7本のファンドを運営し、累計で約13億米ドル(約1950億円)の資産を運用している。

累計で130社超に投資し、約65社のエグジット(うちIPO=株式公開は5社)を創出してきた。

今回のファンドは全領域を投資対象に据え、市場変化に合わせて柔軟に調整している。コンシューマーテック、フィンテック、ヘルステック、SaaS/AI、B2Bセクター(サプライチェーン、製造業など)、ディープテックが挙げられる。

MOL PLUSは、インドを重点投資地域の一つと位置付けており、現地市場に精通したパートナーとの連携が不可欠と想定している。今回のChiratae Ventureへの出資もその流れの一環。

(藤原秀行)