過ごすことで感じることができる新たな発見

【写真】地域の暮らしを感じる第三の居場所、富山県氷見市の 「氷見のうみと」と福岡県糸島市の 「二丈岳のふもと」の施設など

“ローカルプレイスブランディング”を掲げる合同会社quodは、こうした変化を背景に、地域の暮らしや時間に自然につながる第三の居場所としての宿泊体験を提案する。今回オープンする『氷見のうみと』(富山県氷見市)と『二丈岳のふもと』(福岡県糸島市)は、その思想を体現する一棟貸しの宿である。

どちらの施設にも共通するのは、誰にも気を使わず、時間そのものを地域に委ねられる滞在体験だ。美しいロケーションを切り取るように設計された建築、天然素材の香り、風や鳥の声といった環境音が、訪れる人を静かに日常からほどいていく。過ごすことでしか見えてこない地域の魅力を、五感で受け取ることができる空間である。

■富山湾と立山連峰を望む 「氷見のうみと」 が映す、循環する暮らし

富山県氷見市は、海と里山が近接し、山・海・人の営みが日々の暮らしの中で結びついてきた土地。日本海有数の漁場である富山湾に面し、「天然の生け簀」 とも称される氷見の漁業文化は、縄文時代から続く人の営みとともに育まれてきた。

「氷見のうみと」 は、氷見駅から徒歩7分という海沿いの立地に建ち、富山湾越しに立山連峰を望む。まちや人に対して “ひらけていること” をテーマに設計され、大きく開放的な窓と、リビングから庭へと伸びるデッキが内と外の境界を曖昧にする。屋内にいながら自然の中に身を置く感覚が、滞在の時間をゆるやかに変えていく。

■自然とともに暮らす感覚をひらく、糸島 「二丈岳のふもと」

福岡県糸島市は、青い海と深い森、広い空に抱かれた土地。脊振山地・二丈岳の湧水が玄界灘の好漁場を支え、豊かな食文化と人々の暮らしを形づくってきた。国内外から移住者を惹きつける理由も、こうした自然と生活の近さにある。

「二丈岳のふもと」 は、福岡市中心部から車で約30分、450坪の敷地に小川が流れる場所に建つ。建築は一つの箱ではなく、複数の空間が点在する “集落” のような構成とし、自然を眺めるだけでなく暮らしの一部として感じられるよう設計されている。

自然素材に包まれた室内、ガラス張りの開放的なダイニング、屋外を通って向かう離れの寝室など、空間ごとに異なる距離感が用意されている。一人でも、家族でも、多くの人を招いても、それぞれの関係性に応じた居方を選べる。

quodが掲げる“Local third place”とは、自然からいただく恵みや、そこに根付く人の営み、土地に流れる時間とつながる第三の居場所を指す。ただ訪れるのではなく、過ごすことで地域を感じ、関係性が静かに育っていく場を目指している。

住むか訪れるかという二択ではなく、自由に距離を選びながら地域と関わる。そんな過ごし方を実現できる 「氷見のうみと」 「二丈岳のふもと」 という2つの施設。
ぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。

氷見のうみと
富山県氷見市南大町27-17
https://himinoumito.jp/

二丈岳のふもと
福岡県糸島市二丈深江2540
https://nijodakeno-fumoto.jp/