明治安田J2・J3百年構想リーグ第1節   福島―甲府 ( 2026年2月7日    JITスタ )

<甲府・福島>前半、ゴール前に飛び込む福島・三浦(右)(撮影・松永 柊斗)
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 秋春制への移行に伴う特別大会「明治安田J2・J3百年構想リーグ」が7日に開幕。J3福島に加入したFW三浦知良(58)がアウェーの甲府戦で先発出場し、J公式戦の最年長出場記録を58歳346日に更新した。しかし、シュートチャンスはなく、前半20分に途中交代した。

 Jリーグのシーズン開幕戦のピッチは17年以来9年ぶり、J公式戦は横浜FC所属の21年3月10日以来1795日ぶりとなった。カズは4―1―2―3の3トップの中央で先発した。

 カズは前半2分にドリブルで持ち上がって攻撃の起点をつくった。しかし、同3分に左サイドから崩されると、先制点を許した。カズはボールを持った相手に果敢にスライディングし、時には前線で攻撃に絡む場面もあったが、シュート機会はなく、前半20分にFW樋口と交代。前半28分にFW芦部がペナルティーエリア内で倒されて得たPKを樋口が決めて同点に追いついた。

 一度は追いついたが、前半終了間際に連続失点。最終ラインを崩され40、42分と3分間で2失点し、2点ビハインドで前半を折り返した。

 試合前に中継するDAZNの取材に応じた寺田周平監督は、先発起用の意図について「点を取って勝つというスタイルを貫くためにゴールに関わるプレーに期待していますし、スタートから出てもらうというところで雰囲気も含めてチームに勢いをもたらしてくれることを期待しています」と説明した。

 4日に行われたチーム練習では10分×3本の紅白戦の1本目に出場。味方の得たPKで左隅を狙ったが、GKの好セーブに阻まれた。約4カ月間の特別大会は90分で決着しない場合PK戦に突入する。予行演習は失敗に終わったが「機会があれば蹴りたい。積極的にやっていけたら」とPKキッカーに意欲を見せていた。

 ◇三浦 知良(みうら・かずよし)1967年(昭42)2月26日生まれ、静岡市出身の58歳。静岡学園高を中退してブラジルに渡り、86年に強豪サントスとプロ契約。90年に帰国し、V川崎(現東京V)ではJリーグ初の最優秀選手。ジェノア(イタリア)とクロアチア・ザグレブ(クロアチア)、京都、神戸、横浜FCでプレー。22年から昨季までJFL鈴鹿ポイントゲッターズ(現アトレチコ鈴鹿)に在籍し、23~24年にはポルトガル2部オリベイレンセへ期限付き移籍。日本代表では国際Aマッチ89試合55得点。1メートル77、72キロ。

 ▽明治安田J2・J3百年構想リーグ 秋春制移行前の26年2~6月に開催される特別大会。J2とJ3は計40クラブが東西各2組ずつに分かれて、ホーム&アウェーで地域リーグラウンドを争う。福島は東地区B組でJ2大宮やJ2磐田などと同組。プレーオフ(PO)では各組の同順位同士によるノックアウト方式で順位決定戦を実施する。試合方式は90分間で決着がつかない場合、地域ラウンドは即PK戦に突入。POラウンドでは延長戦でも勝敗が決まらない場合にPK戦を行う。