エブリイでは、衆議院選挙の県内各選挙区候補者の選挙戦をシリーズでお伝えします。
きょうは富山3区です。
立候補しているのは届け出順に国民民主党 新人の山本圭太候補、共産党 新人の坂本洋史候補、自民党 前職の橘慶一郎候補、参政党 新人の直原美和子候補の4人です。
7期目を目指す前職に新人3人が挑む富山3区で、各候補の真冬の戦いを追いました。
国民(新)山本圭太候補
「政治の信頼回復するためには、若くてやる気のある、そういった政治家がこの富山3区から出てくる必要がある」
国民民主党の新人、山本圭太候補は、街頭演説を中心に活動しています。
大学在学中にIT関連企業を起業した経験を踏まえ、複雑な税制や行政の制度を変えて頑張る人が報われる社会の実現と、手取りを増やすこと、さらに安心して家庭を持ち子育てをできる環境の整備を訴えています。
「古い政治、そういったものに対抗する対抗軸としてしっかり戦っていきたい」
推薦を受けている連合富山の幹部も出席しての総決起集会を、早々と開きました。
大学進学後は地元を離れていただけに、課題は知名度のアップです。
大票田の高岡市と射水市を重点に置いて、支持を訴えます。
山本候補
「手ごたえは、あります。与党の方の壁は厚いですけど、なんとか打ち破れるように頑張ります」
現実的な改革を訴え、前回の公認候補の得票4万6000票あまりの倍増を目指します。
「…足見えない、(足見えない?)、ここ、それは真ん中よりちょっと上…」
真冬の選挙戦で活動が制限される中、共産党の新人、坂本洋史候補が力を入れているのは、SNSの活用です。
共産(新)坂本洋史候補
「富裕層、お金持ち、大企業にきちんと、力にふさわしく税金を納めてもらえば、消費税の減税そのための財源をつくり出すことができる」
みずからスマートフォンを手に、こまめに撮影して配信します。
若者に限らず高齢者もSNSの利用が増えているとみて、政治に関する様々な話題を伝えています。
「それでは中継はこのへんで終わりたいと思います…」
消費税をまずは一律5パーセントに減税してゆくゆくは廃止すること、政治の責任で物価高騰を上回る賃上げを実現することなどを訴えています。
坂本候補
「思った以上にいろいろ手振りがあるなという気はしますね、手ごたえは、まずまずという感じではないかなと思います」
選挙区内で配布したチラシはおよそ7万枚、陣営は、比例票の掘り起こしにも力を入れています。
自民(前)橘慶一郎候補
「全国の津々浦々、元気な地域、日本になっていくように、皆さんの家計をしっかり支える」
石破政権で官房副長官を務め、7期目を目指す自民党、前職の橘慶一郎候補は、能登半島地震からの復旧・復興や持論である地方創生の実現などを訴えています。
真冬の選挙戦で雪の影響を踏まえ、大規模な総決起大会は行わず、少人数の集会を重ねています。
Q「選挙期間中の楽しみというか、何かこれを楽しみにしているということがあれば」
「わりあい毎日毎日誰かに会えるので、あんたここにおられたがけとか、お父さん知っとるがやけどとか、それは結構『へえ』というがことがいろいろあって」
候補者の率直な思いや人となりを知ってもらい、参加者から くちこみで広げてもらおうという狙いです。
橘候補
「会える方の数はどうしても限られるんですけども、できるだけ輪を広めていける努力をしていきたいと思っています」
直接会えない有権者にも訴えが届くよう、SNSも活用しています。
前回の13万票余りを上回る盤石の勝利を目指します。
参政(新)直原美和子候補
「社会の仕組みを変えないといけない。政治を変えていきたいです。もっと、国を変えていこうと、みんなで変えていこうと思ってほしい」
参政党、新人の直原美和子候補は、減税と積極財政で豊かさを持続的に高めること、日本の国づくりは日本人で行い、安易に移民依存しないことなどを訴えています。
直原候補
「一人一人丁寧にお伝えしていくこと、それが私の今の役割だと思っていますので、頑張ってまいります」
公示直前の立候補表明となった中、1人でも多くの有権者と接することを目標に、市街地を歩いて知名度アップを図っています。
「ありがとうございまーす、(がんばってー)、はい、頑張りまーす」
雪が多く積もって街宣車の停め場所にも苦労する中、陣営は、SNSの活用にいっそう力を入れています。
「さっき晴れてたんですけどね、また降ってきて、晴れるかな、練り歩き、がんばっていきまーす」
自らの支持拡大で党の比例票6万票の獲得も目指し地道な取り組みを続けています。
あすは、前職と新人の一騎打ちとなっている富山2区をお伝えします。
