港町に春を告げる「つるし雛(びな)飾りまつり」が、福島県いわき市中之作地区の清航館で開かれ、子どもの健やかな成長を願う布飾りの数々が、古民家を華やかに彩っている。5日まで。
地元のちりめん細工教室「ままや」などの主催で今年で22回目。35人が着物の古布で仕立てた金魚、花、動物などが埋め尽くすようにつるされている。毎年新たな力作が増え、数えられないほどになったという。
長男(2)と訪れたいわき市の団体職員小名山史子さん(38)は「寒い時期なので、とても温かい気持ちになる」と話していた。
開催当初は複数の民家の軒先などに飾っていたが東日本大震災の津波で被災。解体を免れた古民家で続けている。来場者に100円の協力を呼びかけている。
(坂井直人)
河北新報
