
ロイターのインタビューに応じるメキシコのシェインバウム大統領。2022年9撮影。REUTERS/Raquel Cunha
[メキシコ市 30日 ロイター] – メキシコのシェインバウム大統領は30日、キューバ支援に向けて外交的解決策や代替案を模索するとの考えを示した。これに先立つ29日、トランプ米大統領は国家非常事態を宣言し、キューバに石油を販売または提供する国の製品に関税を課すための大統領令に署名した。同大統領令は、キューバにとって壊滅的な打撃となる可能性がある一方、キューバの数少ない石油供給国の一つであるメキシコを窮地に追い込むことにもなりかねない。
シェインバウム氏は朝の記者会見で「メキシコに対する関税は望んでいないが、キューバとの連帯に向けた外交ルートを模索していく」と言及。同時に、キューバへの原油輸出を遮断すれば「広範囲にわたる人道危機」が生じ、交通、病院、食糧の入手に影響を及ぼす可能性があると強調した。
「われわれの関心はキューバ国民が苦しまないことだ」とし、メキシコ政府はキューバ支援のために代替策を検討していると述べた。また、トランプ氏の大統領令の範囲をよりよく理解するため、外務大臣に米国務省と連絡を取るよう指示したことも明らかにした。
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