米・メキシコ首脳が電話会談、通商など協議 キューバ問題取り上げず

ロイターのインタビューに応じるメキシコのシェインバウム大統領。2022年9月撮影。REUTERS/Raquel Cunha

[メキシコ市 29日 ロイター] – トランプ米大統領とメキシコのシェインバウム大統領は29日、電話会談を行い、通商や安全保障などについて協議した。シェインバウム氏によると、会談でキューバのほか、重要鉱物を巡る問題は取り上げられなかった。ただ、両国政府はこれらの問題について協議を進めているという。

米国とメキシコの通商問題を巡っては、米通商代表部(USTR)のグリア代表とメキシコのエブラルド経済相が28日に協議を行い、米国・メキシコ・カナダ貿易協定(USMCA)の改革を巡り正式な協議を開始することで合意した。

シェインバウム氏は通商問題について「具体的な決定はまだないが、(協議は)極めて順調に進んでいる」と指摘。米国がメキシコに非関税障壁への対応を求めている点についても進展が得られていると述べた。トランプ氏もこの日の電話会談は生産的だったとの認識を示した。

米国はメキシコによるキューバへの原油輸出を注視している。シェインバウム氏は今週に入り、メキシコがキューバ向けに計画していた原油輸出を停止したと認めたが、輸出を巡ってはメキシコが主権的に判断していくと表明し、原油輸出という形でのキューバへの人道支援を継続する姿勢を示していた。

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