
今回の発表会・賞味会には鳥取県知事の平井伸治氏(中)も出席し、鳥取食材の魅力を語った。特別コースを手掛けたブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座の鈴木啓太シェフ(右)、大丸東京の山本尚輝シェフ(左)も登壇。
2026年1月22日、ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座にて鳥取和牛メディア発表会・賞味会が開催された。島根県とともに「和牛のふるさと山陰」と呼ばれる鳥取県では、平安時代から牛馬の売買交換が行われていた。江戸時代には大山のふもとで牛馬市が開催されるようになり、それは日本三大市場の一つに数えられた。その歴史的価値が証明されたのは1966年。第一回全国和牛能力共進会にて、鳥取県の種雄牛「気高」号が肉用牛部門で最高賞を受賞したことだろう。現在、日本各地のブランド牛のルーツが、この「気高」であるという事実は、鳥取和牛の品質の高さを何よりも物語っている。
鳥取和牛が支持される理由は、単なる歴史の重みだけではない。特筆すべきは、その「脂の質」である。鳥取県は全国に先駆け、脂肪中のオレイン酸含有量を数値化。オレイン酸を55%以上含む牛肉を「鳥取和牛オレイン55」としてブランド化した。オリーブオイルの主成分でもあるオレイン酸は融点が低いため、口に含んだ瞬間に滑らかに溶け出す。そのため、しっかりとした肉の旨味はありながら、軽やかな後味を実現している。
今回提供されたのは、この「鳥取和牛オレイン55」を使用した特別コース。「ブラッスリー ポール・ボキューズ」の銀座から鈴木啓太シェフ、大丸東京から山本尚輝シェフ、ミュゼから植田潤シェフが、それぞれの感性で鳥取食材を存分に生かした一皿を作り出した。また料理に合わせて用意されたのは、鳥取県の日本酒とワイン。いずれも鳥取和牛のおいしさを引き立てつつも個性のある味わいが印象に残る一杯であった。
2月1日から14日まで、東京と大阪のひらまつレストランで「鳥取和牛ウィークリーフェア」を開催。東京の3店舗では、今回の特別コースより、それぞれシェフによる一皿を提供する。シェフごとの個性に触れながら、ぜひこの機会に鳥取和牛を味わってみてほしい。
鳥取和牛ウィークリーフェア
開催期間:
2026年2月1日(日)~2月14日(土) ※数量限定、なくなり次第終了
開催店舗:
ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座
東京都中央区銀座2-2-14 マロニエゲート銀座1 10F
ブラッスリー ポール・ボキューズ 大丸東京
東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店 12F
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 3F
ラ・フェット ひらまつ
大阪府大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー 37F
