福岡パルコは29日、来年2月末で営業を終了することを発表しました。

建物の老朽化が進む中で、再開発の進捗状況を検討した結果としています。

29日午後3時45分ごろから、会見が続いています。

29日の取締役会で、福岡パルコの営業終了を決定したとしています。

福岡パルコは岩田屋本館だったビルを引き継ぎ、16年前の2010年、福岡市・天神で開業しました。

所有する建物の老朽化が進む中で、今後、想定される投資負担や「天神二丁目南ブロック駅前東街区の開発計画」の進行状況などを中長期視点にて慎重に検討した結果、2027年2月末をもって営業終了することを決定したとしています。

今後は、周辺事業者と連携して「天神二丁目南ブロック駅前東街区・西街区」で、建て替えによる建物の耐震性や防災性を向上し、これまで天神地区の商業の中心的な場所として、人が集いにぎわってきた歴史を踏まえ、パルコの持つコンテンツを活かしたライブハウス、ギャラリー、ミュージアムなど新たな文化・情報発信機能の導入を図っていくとしています。

緑や憩いを感じられる公園の整備、公園と一体的な建物の緑化などを検討し、多くの人に訪れてもらい、にぎわいや活気、憩いを感じられる施設となるよう取り組んでいくとしています。

また、西街区における、新天町の歴史(商店街通路、メルヘンチャイム等)を承継した商店街の未来に向けた開発計画とも連携し「若者からお年寄りまで天神に行きたいと思っていただけるまちづくり」の実現に向けて取り組み、公共性が高く、歩行者の利便性や回遊性向上に寄与するメルヘン通り地下通路を西街区と共同で整備するなど、天神ビッグバンの更なる推進や福岡市の発展に協力していくとしています。

福岡パルコの周辺では、福岡市の再開発促進事業、「天神ビッグバン」の一環として大型の複合ビルを建設する計画が進んでいます。

会見では、今後の再開発について携わっていくとした上で、「どういうかたちで業務に携わっていくか検討中」だとしています。

パルコという屋号の商業施設は、2027年2月をもって九州からなくなることになります。