古里・観光地満喫 土産手に日常へ 岡山県内でUターンラッシュピーク

Uターン客らで混み合うJR岡山駅の新幹線上りホーム=3日午前10時4分

 最大9連休の年末年始休みが終盤となった3日、古里や観光地で休暇を過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎えた。岡山県内では首都圏へ向かう鉄道や空の便が軒並み満席。高速道は多重事故の影響も加わって一部で渋滞が発生した。

 JR岡山駅の新幹線上りホームは、スーツケースや土産を手にした家族連れや友人グループで混み合った。到着した列車に次々と乗り込み、見送りの人と別れを惜しんで手を振り合う姿も見られた。

 家族4人で丸亀市の祖母宅を訪れた埼玉県の小学2年橋本幸雨さん(8)は「初詣でおばあちゃんと一緒に金刀比羅宮に行った。思い出がいっぱいできたよ」と笑顔。倉敷市の祖父母宅に帰省した栃木県の会社員鈴木蒼平さん(23)は「美観地区観光を楽しんだり、親戚といろいろな話をしたりして充実した休みだった。5日から仕事を頑張れそうです」と話した。

 JR各社によると、新幹線上りの岡山―東京の指定席は終日ほぼ埋まった。在来線も特急やくも(岡山―出雲市)特急しおかぜ(岡山―松山)特急南風(岡山―高知)の上りで満席が目立った。

 岡山桃太郎空港(岡山市)では東京行きの計10便も空席はほとんどなかった。西日本高速道路によると岡山県内の高速道路は、岡山市北区の山陽自動車道上り線鼓山トンネル内で午後に多重事故が発生、周辺で20キロを超える車列ができるなど一部区間で渋滞が起きた。(柴田紗弥、小川耕平)