地域で80年続く商店が、“アットホームなカフェ” にリニューアル。

海を眺めながら味わう、こだわりのランチプレートが人気です。

自家製のコーヒーゼリーと、アイスがのったパフェ。

ゼリーは甘さ控えめで、コーヒー本来の味わいが人気です。

長崎市川原町に7月にオープンした、カフェ「N2D」。

海を眺めながら食事が楽しめます。

実は このカフェ、もともとは80年前から続く商店。

買い物をする場が限られるこの地区の人にとって、食品から衣料品までそろう商店は貴重な場所でした。

カフェをオープンさせたのは、太田 璃子さん。

商店は、璃子さんの夫の両親が営んでいましたが、客足が遠のき、閉店話もでてくるように。

そこで、夫とともにカフェへのリニューアルを提案したそうです。

(N2D 太田 璃子さん)
「少子化もですが、この辺に住んでいる人たちもどんどん高齢化が進んで、地域の人はもちろん、町や南部の方からも、お客さんに来てもらえるようなお店に新しく作り替えた」

商店時代の良さは、そのまま残しています。

地区の子どもたちのリクエストに応え、カフェの入り口には駄菓子コーナーを設置。

(子ども)
「商店だったときもお菓子が買えてうれしかったけど、(カフェになって)おでんや料理とかも食べられるようになってうれしい」

また 交通手段がなく、遠くまで買い物へ行けない人のため、重たい米や砂糖などは販売を続けることにしました。

テイクアウト用のお惣菜などの販売も…。

単なるカフェではなく、“地域のニーズに応えた” 新たなスタイルを目指しています。

(女性客)
「(カフェになって)いいですよ。こういう話し合いの場ができて。楽しい」

(N2D 太田 璃子さん)
「80年前から商店をしていて、地域の人や南部の人たちのおかげで続けてこられた。そういうお客さまに還元したい」

店内には、3歳の子どもの母親でもある璃子さんこだわりが見られます。

(N2D 太田 璃子さん)
「家族で子供連れてきた時に、少しでもゆっくりできる場所。1分でも10分でもゆっくり食べられる、飲むことができる場所を作りたい」

幼い子どもを連れた親子にも気軽に訪れて欲しいと、一角には子どもが遊べる空間を作りました。

トイレには、おむつ替えの台を設置するなど、母親目線の工夫が光ります。

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