<div class="caption">「豚ハラミのスパイスカレー(1200円)」(右)と「豚ハラミの沖縄そばDEカオソーイ(千円)」</div>

「豚ハラミのスパイスカレー(1200円)」(右)と「豚ハラミの沖縄そばDEカオソーイ(千円)」

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[胃心地いいね](857)沖縄ハラミ食堂 南城市佐敷津波古2338の7

 ハラミは横隔膜の筋肉部分。赤身に似た内臓肉の一つだ。うまみが強く、ほどよく脂が乗っている。

 それをゴロゴロ入れてカレーに。「沖縄ハラミ食堂」店主の秋満(あきみつ)亜希さん(53)は、10代後半に読んだエッセー「ショージ君の青春記」がヒントだと話す。下宿生活の学生が意を決してぜいたくをする場面で「掘れども掘れども肉また肉のカレー! ゴハンひと口に、肉ひと切れを必ずいっしょに食べられるカレー!」などとほぼ叫びながら自炊するくだりがある。

「豚ハラミのスパイスカレー(1200円)」(右)と「豚ハラミの沖縄そばDEカオソーイ(千円)」

「豚ハラミのスパイスカレー(1200円)」(右)と「豚ハラミの沖縄そばDEカオソーイ(千円)」

 カレーを堪能した客が次の来店でハマるのが「豚ハラミの沖縄そばDEカオソーイ」。黒糖でこくを出したタイ風のカレーそばだ。ライムを搾ってさっぱりいただいた後、ガッツリと追い飯で締める常連も少なくない。

「ショージ君の青春記」を手にする秋満亜希さん。右奥は愛車のボルボ=11月26日、南城市佐敷津波古

「ショージ君の青春記」を手にする秋満亜希さん。右奥は愛車のボルボ=11月26日、南城市佐敷津波古

 店での内臓肉祭りは、真っ昼間から可能。「豚ハラミの煮込み丼」、ご飯とスープと漬物付きの「豚タン1本焼き」、さらに「モツ鍋」もある。ジュウゥゥゥという音が恋しければ「豚ハラミとハツの鉄板ニクヤキ」が待っている。

 平日は「ランチタイムの『あら、うれし』」としてチャイかラッシーのサービスが付く。店内のBGMは、箸を持ちながらでもゆるく踊れるレゲエかラテンジャズだ。

 秋満さんは大阪府出身。自宅の一部を改装し、今年9月に店を始めた。実は自身の「おかん」も、実家の一部を改装して居酒屋を始めた経歴を持つ。約30年の時を経て母子が同じ行動に出たことになるが「そーいや、そーやな。ほんまそやな、今気付きました」と、のんびり笑う。

 大阪名物の「豚スジどて焼き」は久米島みそでアレンジして夜メニューに加えた。「内臓好き、集合!」。その叫びをインスタグラムでも発信している。(南部報道部・平島夏実)

 【お店データ】営業時間は昼が午前11時半~午後2時半、夜が午後6~10時。木曜定休。駐車場あり。テイクアウト可。電話090(7468)3915

【地図】沖縄ハラミ食堂

【地図】沖縄ハラミ食堂

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