3日の商品市場で銅価格が上昇し、ロンドン金属取引所(LME)で取引される銅先物が一時2.4%高の1トン=1万1400ドルをつけ、過去最高値を記録した。アジアからの注文が殺到し、LME倉庫からの金属引き出し請求が2013年以来の大幅増となったためだ。
LME銅先物は、LMEのデータで台湾と韓国での銅引き出し注文の急増が示された後、1日に記録した最高値を突破した。
ここ数週間の上昇は、米国が銅に関税を発動する可能性に備え、トレーダーが大量の銅を先んじて米国に流していることから、供給不足が迫っているとの観測が背景にある。
インドネシアやチリの鉱山で計画外の操業停止が相次いだことで、供給問題は年間を通じ、銅市場を支配してきた。中国では製錬会社と鉱山会社が2026年向けの供給交渉を続けているが、鉱山側が優位にある中、話し合いは難航している。

投資家は、今週発表される民間部門の雇用、輸入物価、鉱工業生産といった一連の米国経済指標にも注目している。
LMEでは、午前10時3分時点で銅は2.3%高の1トン=1万1400.50ドルで、年初からの上昇率は約30%に達した。アルミニウムは0.9%上昇、亜鉛は0.8%上昇した。
原題:Copper Hits Fresh Record as Orders From Asian Warehouses Surge(抜粋)
— 取材協力 Winnie Zhu
