ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は26日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を2.5%から0.25ポイント引き下げ、3年ぶり低水準となる2.25%にすると決定した。初期段階にある景気回復を支えるため、追加の金融緩和に動いた。

  追加利下げに動く余地に中銀は含みを残したが、金融緩和サイクルの終了が近いのではないかとの見方が優勢となり、外国為替市場でニュージーランド・ドルの対米ドル相場は一時1.1%上昇した。

  NZ中銀の最新見通しでは、0.25ポイントの追加利下げが来年決定される可能性がわずかであることが示唆された。金融政策に敏感なNZの2年国債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、2.64%を付けた。

  中銀は声明で、「OCRの引き下げが消費者・企業信頼感の下支えに役立ち、インフレ目標達成に必要なペースに比べ景気回復ペースが鈍くなるリスクを押しとどめる」との認識を示した。

  ホークスビー暫定総裁は会見で、「キャッシュレートは現時点で景気刺激的」であり、OCRの26年の据え置きと軌道は整合的だと発言した。

  中銀は昨年8月以降、6会合連続で利下げを継続。7月は休止したが、8月に金融緩和を再開した。OCRの引き下げ幅は合計325ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に達した。

  大部分のエコノミストは今週の利下げが最後になるとみているが、金融緩和サイクル終了の判断に先立ち、景気の上向きを示すさらなる証拠を政策担当者は確認する必要があるかもしれない。

  ブルームバーグが調査したエコノミスト24人中21人が0.25ポイントの今回の利下げを予想していた。

  中銀声明の他の主な内容は次の通り。

将来の動きは中期的なインフレと景気の見通し次第インフレ率は2026年半ばまでに2%前後に低下する見込みインフレ見通しに対するリスクは均衡

原題:RBNZ Cuts Key Rate, Currency Jumps on Bets Easing Cycle Near End(抜粋)

(中銀の声明内容などを追加して更新します)