気象庁によると台風26号(フォンウォン)は11月6日午後9時現在、フィリピンの東を1時間に15キロの速さで西に進んでいる。日本への影響を含め、今後の予想進路について気象庁や米軍合同台風警報センター(JTWC)、ヨーロッパ中期予報センターの見方をまとめた。

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気象庁の進路予想

写真を拡大 台風26号の予想経路図=2025年11月6日午後9時の実況(気象庁HP引用)

 台風26号は11月6日午後9時現在、フィリピンの東を1時間に15キロの速さで西に進んでいる。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速25メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心から440キロ全域は風速15メートル以上の強風域になっている。

 気象庁の予想進路を見ると、台風26号は北西寄りに進み、9日から10日にかけて非常に強い勢力でフィリピンに上陸する恐れがある。9日午後9時時点の中心気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速は70メートルの予報。中心から440キロ全域が風速25メートル以上の暴風警戒域になっている。

 気象庁の6日午後9時の予報では、日本で5日先まで風速25メートル以上の暴風域に巻き込まれる可能性があるエリアはないが、10日以降は北寄りに進路を変えるとみられ、最新の情報に注意が必要だ。

⇒台風25号の予想進路、気象庁や米軍、ヨーロッパの見方

米国(JTWC)の予想

写真を拡大 JTWCによる台風26号の予想進路図(JTWCより引用)。通過時間は、Zを単位とする数字。日本時間は9を足した時間。KTSは中心付近の最大風速を表す。単位はノット(約 0.514m/s)

 米軍合同台風警報センター(JTWC)の進路予想によると、台風26号は今後、フィリピンの東を北西に進むとみられ、10日にもフィリピンのルソン島に上陸する可能性がある。9日午後3時時点では中心付近の最大風速が59メートルに達するとの見方だ。その後、徐々に北寄りに進路を変えるとみている。

中心付近の最大風速

11月6日午後3時:21メートル

11月7日午前3時:28メートル

11月7日午後3時:36メートル

11月8日午前3時:44メートル

11月8日午後3時:51メートル

11月9日午後3時:59メートル

11月10日午後3時:39メートル

11月11日午後3時:36メートル

ヨーロッパ中期予報センターの予想

 リアルタイムの気象情報を提供するチェコの企業「ウィンディ・ドットコム」では、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によって提供された解析気象データを基に台風の5日先までの動きを、アニメーションを使い視覚的に分かりやすく知ることができる。画面左下の「▷」ボタンを押すと、台風の動きが再生される。

「フォンウォン」名前の由来

 台風の名前は、「台風委員会」で各加盟国などが提案した名前が140個用意されており、発生した順につけられる。「フォンウォン」は香港が用意した名前で、「山の名前(フェニックス)」に由来する。