カナダ銀行(中央銀行)は29日、政策金利を0.25ポイント引き下げ2.25%とした。同中銀は米国による関税の打撃が長期化すると見込むが、ただし、経済がおおむね予測通りに成長する限り、現在の金利が適切な水準にあるとの認識を示唆した。
利下げは2会合連続。政策金利は2022年7月以来の低水準となる。
カナダ中銀はまた、成長見通しを下方修正し、経済の先行きに慎重な姿勢を示した。マックレム総裁は米国との貿易摩擦を「構造的転換」と表現し、「カナダの経済見通しを悪化させている」と述べた。
ただし同中銀は、追加緩和に対する観測をけん制。声明では、政策金利は「インフレ率を2%近辺に維持しつつ、経済が調整局面を乗り切るのにおおむね適切な水準にある」との見解を示した。
そのうえで「見通しが変化すれば、対応する用意がある」とした。
原題:Bank of Canada Cuts to 2.25%, Rates ‘About the Right’ Level (2)
(抜粋)
— 取材協力 Mario Baker Ramirez, Anya Andrianova, Melissa Shin and Derek Decloet
