米ジャクソンホール・シンポジウムでの米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演(8月)を受け、市場は9月16〜17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが再開されるとみている。
議長は「リスクバランスは変化しつつある」と雇用悪化の可能性を示唆したうえで、「ベースライン見通しとリスクバランスの変化は、我々の政策スタンスの調整を正当化する」と述べたのだから、市場が9月利下げを織り込むのも無理はない。
しかし、足元の米国景気は、少なくとも数字上は不気味なほど堅調だ。アトランタ連銀が国内総生産(GDP)の基礎データを用いて試算するGDPナウは、2025年7〜9月期の実質GDPを前期比年率3.0%と予測する(9月2日現在)。
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週刊エコノミスト
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