サプリメントを巡って警察の捜査を受け、サントリーホールディングスの会長を辞任した新浪剛史氏は3日、経済同友会代表幹事としての会見を開き、一連の経緯を自ら説明し、同友会の活動を当面休止することを明らかにした。「法を犯しておらず潔白」だとも強調した。

  新浪氏は代表幹事の定例会見で、活動休止の理由として同友会の透明性の高いガバナンスに身をゆだねるべきだと考えたと述べた。岩井睦雄筆頭副代表幹事(JT会長)が代理を務めるという。

  サプリ購入の経緯については、ニューヨークの知人から日本に運ぶと打診されて依頼。知人から福岡県にいる弟経由で届く予定だったが弟が逮捕されたと明らかにした。サプリは適法と認識しており日本国内で所持も使用もしておらず、潔白だが不注意だったと述べて謝罪した。

  新浪氏は1日付けで、警察の捜査を受けたことを理由にサントリーHD会長を辞任した。「大好きなサントリーに絶対迷惑をかけてはいけない」と思ったとして辞任を決めたという。同氏は2023年から経団連などと並ぶ経済三団体の一つである同友会の代表幹事を務めていた。