今年度実施された「全国学力テスト」の結果が31日公表され、長野県は、小中学生ともに「国語」の平均正答率が全国とほぼ同じになった一方で、「算数・数学」は、全国を下回りました。

「全国学力テスト」は、文部科学省が子どもたちの学力や学習の状況を把握し、教育施策に反映させようと実施しているもので、今年度、長野県では公立学校に通う小学6年生と中学3年生、あわせておよそ3万人が対象になりました。

この結果が31日公表され、長野県では、▼小学生の「国語」で平均正答率が66%と全国の平均正答率とほぼ同じになった一方で、▼「算数」は56%と全国の58%をやや下回りました。

また、▼中学生の「国語」も平均正答率が55%と全国とほぼ同じになった一方、▼「数学」は46%と全国の48.3%を下回っています。

このほか「理科」は、▼小学生で平均正答率が全国をやや下回り、▼中学生では全国とほぼ同じになりました。

今回の学力テストでは、中学生の「理科」で1人に1台配備された端末を使って回答するオンライン方式が導入され、来年度には中学生の「英語」もオンラインに移行する予定になっています。

今回の結果を踏まえ、県教育委員会は、「学びの主体は子ども自身で、学校は楽しく、行きたくなる場所であることが求められている。テストの分析結果は子どもの目線に立って学校の仕組みを見直すきっかけとなるよう提供する」とコメントしています。