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劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」の公開を間近に控える松木彩監督

劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」の公開を間近に控える松木彩監督

 人気ドラマの映画化第2弾となる劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」が8月1日に公開される。ドラマ版からシリーズをけん引してきた松木彩監督(38)が、このほど東京都内で本紙の取材に応じた。(近藤正規)

 主演を務める俳優鈴木亮平(42)は、松木監督が携わってきたTBS系ドラマ「天皇の料理番」(2015年)や「テセウスの船」(20年)にも出演。ストイックな役づくりに定評のある俳優を長年見つめてきた。

 鈴木について聞くと「なんでも受け止めてくれる安心感がある。誰よりも勉強しているし、誰よりも深く考えているというのを『俺は考えているんだぞ』という感じを出さずに体現してくださっているので、この人の背中を見ればみんながついていきたくなるという安心感がある」と絶賛。

 さらに「一緒に作り手として作っている感じがドラマの時からあって、『監督に言われた通りにやりますよ』という役者もいる中で、いろいろな可能性を提案するし、私が言うことも聞いてくださる。一緒に作っていて楽しいなと思えるすばらしい役者さん」。

 鈴木は演じるキャラクターになりきるため、作品によって体重を20~30キロ増減するなどしてきた。その姿を目の当たりにしてきただけに「プロフェッショナルというか、意識の高さに全員が知らず知らずのうちに引っ張られていく。『ついていかなきゃ』というより、みんなが『ついていこう』と自主的になるような背中を毎回見せてくれている」。

 あらためて役者としての魅力を聞くと「セリフを言っている感じがしない。アドリブもいろいろ足してくださったりするが、セリフとアドリブの境目があまりにもナチュラルなので、私は分からなくなる」と言い、「それぞれが亮平さんじゃないとできないだろうなと思わせる説得力がすべての役にある。その人の存在を納得させる説得力を出せるすごい役者さん」と称賛の言葉が止まらなかった。

 ◆松木彩(まつき・あや) 1987年6月9日生まれ、仙台市出身。TBSでドラマのディレクター・演出家。主な担当ドラマに「テセウスの船」「半沢直樹」(いずれも2020年)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(21年)、「くるり~誰が私と恋をした?~」(24年)。映画は劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(23年)。

 ◆劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」 沖縄・鹿児島の離島での事故や災害に対応する〝南海MER〟に指導スタッフとしてTOKYO MERのチーフドクター・喜多見(鈴木)と看護師の夏梅(菜々緒)が派遣されていたが、火山島で大規模な噴火が発生。溶岩が村を焼きつくし、多くの噴石が飛び交うすさまじい状況の中、島に取り残された島民79人を救うため、南海MERのメンバーが絶体絶命のミッションに挑む。

◆「TOKYO MER」シリーズの放送・公開◆
2021年7月期放送  ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」
2023年4月16日放送 SPドラマ「TOKYO MER~隅田川ミッション~」
2023年4月28日公開 劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~」
2025年8月1日公開 劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」

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