中国 北京の裁判所は今月16日、大手製薬会社、アステラス製薬の60代の日本人男性社員が、「スパイ活動を行った」として有罪の判決を言い渡しました。
判決では、男性が、情報機関の依頼を受けて、長年にわたって、中国の政治や経済などに関する情報を提供し、報酬を得ていたとして、こうした行為がスパイ活動にあたると認定しています。
さらに裁判所は、男性が罪を認めて、取り調べに協力し、処罰を受け入れる意向を示したことを考慮して懲役3年6か月の判決を言い渡したことが関係筋への取材で明らかになりました。
ただ、捜査段階や法廷での男性の発言は、明らかになっておらず、罪を認めた背景などは分かっていません。
中国では、2015年以降、スパイ行為に関わったとして、これまでに17人の日本人が拘束され、今回の判決までに、11人に、懲役3年から15年の判決が言い渡されており、日本政府は、中国側に、今回判決を受けた男性を含めて、早期の釈放を強く求めています。
