
変わる地域の足「公共ライドシェア」で移動困難を解消へ 震災と豪雨の影響残る石川・輪島市で実証運行開始
震災と豪雨の影響が今も残る石川県輪島市では、15日から国の事業を活用した「公共ライドシェア」の実証運行が始まりました。
「いってらっしゃーい」
輪島市町野町では15日朝、公共ライドシェアの出発式が行われました。
珠洲市寄りに位置する町野町や南志見地区では、路線バスの本数が震災前の半分以下に減るなど、公共交通機関にも影響が出ていて、車を持たない高齢の住民などが、買い物や病院へ通うための移動手段が大きな課題となっています。
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町野町では、1月から、住民の有志が無料送迎サービスの実証実験に取り組んできましたが、今回、輪島市が主体となって国の「交通空白解消緊急対象事業」を活用した公共ライドシェアの実証運行を始めました。
坂口茂輪島市長「もっともっと足を確保して皆さんにお出かけ出来る様に皆さんと運行しながら、相談しながらより使い勝手の良いそんなライドシェアを実現していきたいと思います」
講習受けた住民の車などを利用、前日までに要予約
ドライバーの端重忠さん「ちょっと緊張ぎみ」
公共ライドシェアは事前に講習を受けた住民の自家用車やタクシーを活用し、利用する際には前日までに予約が必要です。
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住民「これ便利よいと思うよ、最高やわ」「便利になりますよね。全然出られなかった時もありましたし」
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南志見地区のエリア内は平日の5日間、輪島の市街地へは月曜、水曜、金曜の週3回運行します。
料金は200円〜500円、2026年1月まで実証運行
料金は区間によって200円から500円に設定されています。
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ドライバーの端重忠さん「町野の人の為に、出来る範囲なんですけど一つでも多く役に立てれば」
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町野復興プロジェクト実行委員会・山下祐介委員長「1月から移動支援という形で、半年間やってきましたけど、今回、こういった形で制度化をしっかりとされてライドシェアとして動き出すのは住民の方にとっても凄く喜ばれる事かなと思います」
輪島市の公共ライドシェアの実証運行は2026年1月末まで実施され、本格運行に向けた課題などを検証します。
