春から夏にかけて、毎年変わらず日系コミュニティーは活気に満ちています。普段は出不精な私も、この時期ばかりは外出が増え、日系コミュニティー内で行われる様々なイベントや集まりに参加する機会が増えます。
JSSチャレンジ、松永総領事、JSS理事、千葉県人会の皆さん
各団体ではちょうどこの時期に新しい人が加わったり、運営に変化があったりと、にぎやかさに加えて、前向きなエネルギーが感じられます。そうした変化の中で、ボランティアとしてのやりがいや手応えを感じることも多く、この季節ならではの充実感があります。
ハミルトン日系会館、館長ミッチェルカワサキさん、トロント都道府県人会連合会メンバー
一方で、変化を感じるたびに、変わらずそこにあり続けるものの尊さにも改めて気づかされます。新しい取り組みには希望があり未来を描けますが、それを支えるのはこれまでの歩みであり、世代を超えて紡がれてきたコミュニティーのつながりです。一人ひとりとの出会いや出来事が積み重なって、25年。気づけば、変化と継続のバランスに、自然と心が動くようになっていました。
サーロー節子さん、NAJC全カナダ日系人協会副会長ステファンハマデさん
この1か月間だけでも、JCCCハミルトン日系会館に始まり、NAJC全カナダ日系人協会、モミジヘルスケアソサエティ、JSSジャパニーズソーシャルサービス、JCCCカナダ日系文化会館、そして一番最近ではトロント本願寺(Toronto Buddhist Church)のBBQではしゃいだあと、あたたかい雰囲気の本堂の中で心から癒されました。
橋本先生、杉浦先生と会員の皆さん
短い期間ながら、思いがけず多くの場所で素敵な時間を過ごすことができました。とはいえ、やっぱり私は家族と静かに家で過ごす時間がいちばん好きです。
それでも、そんな私が自然と外に出たくなるこの季節、そして変わりゆく日系コミュニティーの今に、改めて感謝と希望を抱いています。

文章=原あんず
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