80年前に原爆の被害を受けたピアノ、通称「被ばくピアノ」のコンサートが7月5日に高知市で開かれました。
高知市の県立美術館ホールで開かれた被ばくピアノコンサート。
被ばくピアノとは、1945年に広島と長崎で爆心地から約3キロ以内で原爆の爆風や放射能などの被害を受けたピアノのことです。
県生協連では、2017年から被ばくピアノを再生し全国各地でコンサートを行っている調律師の矢川光則さんの協力のもと、被ばくピアノコンサートを開いています。
8回目となった今回は、高知小学校合唱部など9組が平和への願いを込めた楽曲を披露しました。
また、あわせて南国市出身の藤本眞事さん(93)が中学生のころに手りゅう弾を投げる訓練を行っていたことなど戦争体験を語りました。
■藤本さん
「戦争が終わって訓練したことができなくて残念と思った」
軍事教育は、子どもたちの心に大きな影響を及ぼしていました。藤本さんは争いのない社会への強い願いを訪れた人たちに託しました。
参加者たちは、被ばくピアノの音色と戦争体験に真剣に聞き入りながら、平和について考えていました。
