福岡市の学校給食をめぐっては、おかずが「から揚げ1個」の献立の写真がSNSで拡散されました。福岡市は、見栄えなどを改善し、給食の質を向上しようと新たなプロジェクトを設け4日、初めての意見交換会を開きました。

福岡市にある舞鶴小学校です。
■子どもたち
「おいしい給食いただきます。」
「いただきます!」

元気な声とともに始まった給食の時間。メニューは豚肉のしょうが煮に、すまし汁、麦ごはん、牛乳です。

■鬼丸ゆりか記者
「今、4年生の教室では訪れた人たちが給食の様子を見学しています。」
教室にやってきたのは、福岡市の「もっとおいしい給食プロジェクト」のメンバーです。
■料理研究家・SHIMAさん
「しょうがは大丈夫?」
■子ども
「どれ?」
■SHIMAさん
「お肉の中に入っている、しょうが。」

福岡市の給食といえば、ことし4月、おかずが「から揚げ1個」のみという画像がSNSで拡散され「さみしい」「少なすぎる」などのコメントが相次ぎました。
福岡市では8月28日から、市立の小・中・特別支援学校で給食費が無償化されます。保護者からは「質を保つことができるのか」との懸念の声もあり、市はプロジェクトを立ち上げ、改善と質の向上を図ろうとしています。
プロジェクトのメンバーは、料理研究家や飲食店経営者など7人で、子どもたちと同じメニューを試食しました。
■割烹よし田・吉田泰三 社長
「量もそうだけど、味付けもしっかりしています。私たちの子どもの頃と比べると、雲泥の差といえるほどおいしいです。」
■料理研究家・Yuuさん
「から揚げみたいにおかずが小さいときはワンプレートにして、見栄えを変えるのも一つの手かなと思います。」

このあとの意見交換では。
■料理研究家・SHIMAさん
「汁が具だくさんでおいしかったのですが、そこからもう一品アレンジができれば。付け合わせが入ると見栄えも良くなるし、印象も華やかになると思います。」
ほかの自治体との献立の比較や、彩りの改善点などの意見が上がりました。
■プロジェクトメンバー 中村学園大 栄養科学部・森口里利子 准教授
「もっと学校に給食を食べに行きたいと思えるように、私たちも力添えしていきたいです。」
次の意見交換会は8月下旬ごろ開かれる予定です。福岡市は今回の意見を踏まえ、今後どう給食に反映できるか検討したいとしています。
