動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」は、米国の電子商取引(EC)部門「TikTok Shop(ティックトックショップ)」の従業員をさらに削減する。4月以降で3度目のレイオフとなる。

  同社の広報担当は2日の発表資料で、「TikTok Shop事業が変化する中、長期的な成功を確保するため業務の見直しを定期的に行っている」とした上で、「戦略的な優先事項を踏まえ、チームの一部を調整するという難しい決断を下した」と説明した。ただ、人員削減の規模に関する質問には答えなかった。

  TikTok Shopの米国事業では、ここ数カ月間に見直しが相次いでいる。昨年の社内の販売目標を達成できず、4月に一部の人員を減らし、5月にも人員削減が実施されたとブルームバーグが先に報じていた。

  TikTokは国家安全保障上の懸念から、米国内での利用が事実上禁止される可能性に直面しており、先行きはなお不透明だ。2024年に米国で成立した法律により、親会社である中国のバイトダンス(字節跳動)が禁止措置を回避するにはTikTokの米国事業を売却する必要がある。

  トランプ米大統領は売却期限を9月中旬まで延長した上で、「TikTokの買い手は既におり、あとは売却について中国政府の承認を得るだけだ」と述べていた。

原題:TikTok Shop Cuts More US Workers in Third Round Since April(抜粋)