ドナルド・トランプ氏の一族企業が携帯サービスに参入し、通信ブランドの「トランプ・モバイル」、および黄金色のスマートフォン「T1」を発表した。
公式サイトでは当初、T1が「米国で設計・製造される」と宣言していた。この主張に対しては多くの専門家が懐疑的だったが、その文言はサイト上から削除された。
代わりに登場したのは、「American hands」(アメリカ人の手)、「American values」(アメリカの価値観)といった抽象的な表現だ。本機が米国製であるとは、もはや明言されていない。一方、Trump.comのウェブサイトでは「米国製」の表記はそのまま残っており、追加の説明や訂正もない。
もっとも、スマートフォン製造の現実的なサプライチェーンを考慮すれば、一部部品を中国などの海外に依存するのは避けられないことは、当初から明らかだった。トランプ政権は、製造業の国内回帰を強く推進しており、Appleに対してもiPhoneを米国内で製造するよう迫っている。
なお、トランプ・モバイルの公式サイトにあった「MADE IN THE USA」のバナーは現在削除されているが、「誇り高きアメリカ」「アメリカの価値観を反映した設計」といった文言はあり、「アメリカに誇りを持つデザイン」という見出しも掲げられている。
サイトでは、「T1は、ただ高性能なだけではない。ここアメリカで命を吹き込まれているのだ。すべての端末の背後にはアメリカ人の手がある」と謳っている。だが、具体的にそれが製造過程で何を意味するのかについての説明は一切ないままだ。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
