2025年5月、高知市の50代の女性が「あなたの通帳が犯罪に関わっているかもしれない」などと言われ、現金約3200万円をだまし取られました。
警察によりますと2025年5月初旬、高知市の50代女性の自宅に「あなたの携帯電話が使えなくなる。番号を押してください」と自動音声が流れ、女性が番号を押すとNTTドコモを名乗る者に電話が繋がり、「あなたの通帳が犯罪に関わっているかもしれない」などと言われました。
さらに、東京地検のキムラを名乗る男に電話が代わり、「口座を調べるために紙幣の番号を調べる必要がある」などと言われ、女性は携帯電話の番号をキムラに教えました。その後、警視庁のワダを名乗る男から電話があり、コミュニケーションアプリでやりとりを進めたところ、「お金を金融庁で調べるために口座を開設してほしい」などと言われ、女性は口座を開いておよそ2800万円を入金し、そこから指定された口座に現金およそ1997万円を振り込みました。
女性は、開設した口座のネットバンキングのログインパスワードを教えたあとにさらに320万円を入金してしまうなどして、最終的にあわせて現金およそ3187万円をだまし取られたものです。
男と連絡が取れなくなったことで不審に思った女性が金融機関に相談し、その後詐欺だと気付きました。2025年の県内の特殊詐欺の認知件数は49件で被害額はおよそ2億8600万円あまりとなっています。
警察は+(プラス)から始まる国際電話やアプリを使って口座開設や資産移動を求めることはないと注意を呼びかけています。
