沖縄県内で「笑気麻酔」という名前の危険ドラッグの乱用が確認されているなか、国がこのドラッグに含まれる成分の「エトミデート」について、所持や販売などを禁止する指定薬物に追加しました。
警察が手を出さないよう注意を呼びかけています。
警察によりますと「エトミデート」は、国内では未承認の薬物で、県内ではその成分が含まれた「笑気麻酔」という名前の危険ドラッグとして若い人たちの間で乱用されているということです。
この危険ドラッグは、液体で電子たばこのカートリッジのような筒状の容器に入れられ、市販されている機器を使って吸引されていて、意識が薄れたり、手足にしびれが出たりするおそれがあるということです。
健康被害だけでなく、乱用による傷害事件や交通事故も起きていて、警察はことし4月末までのおよそ3か月の間に、エトミデートの成分を含んだ液体が入った容器およそ150個を押収したということです。
こうした状況のなか、厚生労働省では、先月「エトミデート」を所持や使用、それに販売などを禁止する指定薬物に追加しました。
違反した場合は厳しい罰則があり、沖縄県警は「安易な気持ちで使ってしまうと人生を台なしにするので、絶対に手を出さないでほしい」と注意を呼びかけています。
