ロシア、和平合意でウクライナのNATO加盟排除要求へ=外務次官

 ロシアのグルシュコ外務次官は、ウクライナとのいかなる和平合意においても、北大西洋条約機構(NATO)がウクライナの加盟を拒否し、ウクライナが中立を維持するという保証を求める考えを示した。ロシア紙イズベスチヤが17日報じた。モスクワで2023年8月、代表撮影(2025年 ロイター)

[モスクワ 8日 ロイター] – ロシア外務省のグルシコ次官(対欧州・NATO関係担当)は8日、米国や北大西洋条約機構(NATO)との関係は冷戦以来、最悪の状況にあるが、危機回避に向けた緊急ホットラインは維持していると述べた。国営RIA通信に語った。

ロシア当局者は、西側諸国が、ウクライナに供与した長距離ミサイルでロシア攻撃を容認することを警戒する。プーチン大統領は9月、西側諸国がウクライナの対ロ攻撃を承認すれば、米などNATOがウクライナ戦争に直接関与することになると警告。核ドクトリンを修正し、核兵器使用のハードルを下げ、通常兵器による攻撃にも使用できるようにしようとしている。

グルシコ外務次官は、ロシアはNATOが戦略において核兵器の役割を増大させていると認識していると述べた。ロシアが核ドクトリンを更新しているのは、「利用可能なあらゆる手段を用いてロシア連邦の安全を確保するという姿勢について、敵対勢力に幻想を抱かせないため」というシグナルを送るためだと述べた。

米ロのホットラインは1963年に設置され、67年の第3次中東戦争(6日戦争)、79年のソ連によるアフガニスタン侵攻、01年の9.11同時多発テロ、03年の米のイラク攻撃後など重大危機の際に利用されてきた。ロシアとNATOのホットラインは13年に設置された。

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As Moscow bureau chief, Guy runs coverage of Russia and the Commonwealth of Independent States. Before Moscow, Guy ran Brexit coverage as London bureau chief (2012-2022). On the night of Brexit, his team delivered one of Reuters historic wins – reporting news of Brexit first to the world and the financial markets. Guy graduated from the London School of Economics and started his career as an intern at Bloomberg. He has spent over 14 years covering the former Soviet Union. He speaks fluent Russian.