
米中は9日、通商問題を巡る2回目の閣僚級協議をロンドンで開始した。写真はランカスター・ハウスに到着する当局者たち。同日撮影(2025年 ロイター/Toby Melville)
[ロンドン 9日 ロイター] – 米中は9日、通商問題を巡る2回目の閣僚級協議をロンドンで開始した。先月ジュネーブで実施した協議後に米国はレアアース(希土類)を巡り中国が合意事項の履行を遅らせていると非難しており、両国は軌道修正を図る。
米ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のハセット委員長この日、トランプ大統領と中国の習近平国家主席との先週の電話会談を受け、米国はレアアース問題で中国と合意することを望んでいると言及。CNBCのインタビューに対し「今回の協議の目的は、(中国が)真剣であることを確認し、文字通り握手を交わすことだ」とし、握手が交わされた後、すぐに輸出規制が緩和され、レアアースが大量に輸出されると期待していると述べた。
協議は
9日夜まで続くもよう。
10日も継続されるとの見方も出ている
。
今回の協議には、米国から
ベセント財務長官、ラトニック商務長官、グリア米通商代表部(USTR)が出席。中国からは何立峰副首相が率いる交渉団が出席。交渉団には王文濤商務相のほか、李成鋼・通商交渉官らが含まれている。
ラトニック長官は5月にジュネーブで実施された1回目協議には参加していなかった。今回の協議ではレアアースが中心的な議題になっているため、輸出規制などを監督する商務省を率いるラトニック氏が参加していると見られている。中国外務省によると、何副首相は13日まで英国に滞在する。
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