
米宇宙企業スペースXを率いる実業家イーロン・マスク氏は29日、火星ロケット「スターシップ」の飛行試験が相次いで失敗する中でも、来年末に初の無人火星飛行を目指す考えを示した。カリフォルニア州ビバリーヒルズで昨年5月撮影(2025年 ロイター/David Swanson)
[ロサンゼルス 29日 ロイター] – 米宇宙企業スペースXを率いる実業家イーロン・マスク氏は29日、火星ロケット「スターシップ」の飛行試験が相次いで失敗する中でも、来年末に初の無人火星飛行を目指す考えを示した。
マスク氏は投稿ビデオで、スターシップの詳細な開発スケジュールを発表。火星への無人飛行は飛行試験で多くの技術的な問題を解決できるかにかかっているとし、来年末に間に合う確率は50%と述べた。
来年末は火星と地球が一直線に並ぶ2年に1度のチャンスで、この時期を逃すとさらに2年後の挑戦になると示唆した。
初飛行にはテスラが製造した人型ロボット「オプティマス」を模擬クルーとして乗せる計画で、2回目か3回目の飛行で初めて人間が乗り込むと予定だいう。マスク氏は、将来的には2年ごとに1000─2000隻の宇宙船を火星に送り、恒久的な居住地の整備を想定していると述べた。
米航空宇宙局(NASA)は現在、2030年代に火星に宇宙飛行士を送るための足がかりとして、早ければ27年にスターシップによる有人月面着陸を目指している。
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