飲食・観光・会津ぶらぶら「あいづ くらし」です。

春の企画展 「ボーダーなき世界を」開催中福島県立博物館 ロビー 企画展入口は写真正面受付の右です福島県立博物館 ロビー 企画展入口は写真正面受付の右です

2025年4月26日から6月29日(日)まで(詳細は後述)
副題は「福島県立博物館とWell-being」(ウェルビーイング)
Well-beingとは、

〇 身体的・精神的・社会的に良い状態にあることをいい、短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義などの将来にわたる 持続的な幸福を含む概念。
〇 多様な個人がそれぞれ幸せや生きがいを感じるともに、個人を取り巻く場や地域、社会が幸せや豊かさを感じられる良い状態 にあることも含む包括的な概念。

文部科学省「次期教育振興基本計画における方向性」資料8

日本語における言葉の象徴性は、時に混乱や誤解を与えます。
単に「境界なき世界を」ではなく「ボーダーなき世界を」とすることで、意味合いはとてつもなく大きく広がります。

福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」

企画展 「ボーダーなき世界を」は、10のアートプロジェクトを紹介・展示。
ハートマーク ビューイング(Heart Mark Viewing)、日比野克彦さんが東日本大震災の後に立ち上げたプロジェクト。

おばあさんのランチ、パフォーマンスアーティストの折元立身さん(今年の2月に逝去)のプロジェクト。

福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」

10年間ふるさとなみえ博物館、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故は福島にものすごい傷跡を残しました。「なみえっこカルタ」制作をきっかけに生まれた浪江町の児童による博物館です。

ここで、何故、博物館で「ボーダーなき世界を」なのか、「Well-being」なのか、思い当たる事がありました。

博物館には、「今、見えないものを見せる」力があります。
それは、例えば常設展にある山の中のどこか、土な中のどこか、過去、震災によって失われたもの、命や家族や、分断によって失われたもの、友達や村祭りや・・・。

「10年間ふるさとなみえ博物館」はそんな事を気づかせてくれました。

福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」

魅力の予感、「きむらとしろうじんじん」さん。つれあいや娘も参加しています。子ども達と大人達で「おさんぽ会」をしたり、「妄想屋台」で夢を膨らませたり、まだまだ続く「きむらとしろうじんじん」さんのプロジェクト。
この取り組みから感じたのは、社会的なボーダーは、「見えない」という事。
「子ども」や「大人」はボーダーラインの「あっちの人」「こっちの人」。
でも、ボーダー上にいる人(属性やetc)は、あっちの人でもこっちの人でもないから見えません、見えるのかもしれないけど、薄ぼんやりとしか見えない事が多いと思います。

そして、ここでまた、何故「博物館が」の答えに行き当たります。
「見えないもの」「見えにくいもの」があるなら「見せてやろう」ここはミュージアムだ!。

福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」

食に学ぶ海幸山幸、イラストレーターの小池アミイゴさんの活動。奥会津の食文化の発掘と継承問題は、待った無しの状況です。一度失われたものを取り戻す事はとてつもない困難。食文化の継承については、今、私達は危ういボーダー上にいる認識が必要です。
奥会津は種を蒔く 雪に閉ざされてもまた春は訪れる 奥会津の文化継承の取り組み【河沼郡 柳津町】

福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」

会津型で何作る?、デザイナーの「さとうてつや」さん。
食文化に限らず、伝統工芸品も陽を当てなければ埋もれていってしまいます。
そこに必要なのは「人」だとこの取り組みから感じることができます。
「会津型」を紹介して終わりとか、製品にして終わりとかでは、何も継承されません。必要なのはそこにある文化として精神、発展してこそ、人はそこに魅力を感じます(食文化んの継承で強く感じた事でもあります)。
会津型染め体験のできるショップ 喜多方市に残る染め型紙「会津型」

福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」

全てを案内はしていません(そもそも案内らしい事は書いてません、すみません)。
是非行かれて、見て感じていただきたい企画展です。

「ミュージアムで(と)何がしたいですか?」

福島県立博物館が会津にあってよかったよ。

福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」図録とチラシ福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」図録とチラシ福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」チラシ裏福島県立博物館 企画展 「ボーダーなき世界を」チラシ裏

紹介するのが遅くなって、だいぶ終了してしまっています。

【 福島県立博物館 】
住所:〒965-0807 福島県会津若松市城東町1−25
開館時間:9:30~17:00(※最終入館は16:30まで)
利用料金:公式の案内をご覧ください
Tel:0242-28-6000
Fax:0242-28-5986
休館日:
・毎週月曜日
(月曜日が祝日または振替休日にあたる場合は開館とし、翌火曜日を休館日)
・祝日の翌日
(祝日の翌日が土・日にあたる場合は開館)
公式ホームページ:福島県立博物館
Facebook@福島県立博物館
X@fukushimamuseum
YouTube@fukushimamuseum
地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)

【 企画展 「ボーダーなき世界を」 】
観覧料:一般・学生 1,000円(800円*1)、高校生以下 無料
(*1:20名以上の団体料金)
企画展観覧料で常設展も観覧OK

福島県立博物館へ行ったら是非見てもらいたのが「三の丸アベニュー」
会津の人も、会津じゃない人も、みんなに見てもらいたい。
三の丸アベニュー 福島県立博物館 会津若松城下町の成立がよく解る 戊辰戦争という歴史

「あいづ くらし」は、会津のブロガーです。

Share.