[6日 ロイター] – 欧州株式市場は反落して取引を終えた。ドイツ連邦議会(下院)の首相指名投票で、保守系キリスト教民主同盟(CDU)のメルツ党首が1回目の投票で指名に必要な過半数を獲得できなかった。2回目の投票で選出されたが、ドイツのDAX指数(.GDAXI), opens new tabは0.41%安となるなど、ドイツの政治的な混乱が相場の重しとなった。
米中貿易摩擦の緩和が期待されている一方、米関税措置を巡る不透明感はなお続いている。トランプ米大統領は4日、米国外で製作される全ての映画に100%の関税を課す方針を明らかにした。5日には今後2週間以内に医薬品関税に関して発表するとの見通しを示した。
STOXX欧州600種ヘルスケア株指数(.SXDP), opens new tabは1.09%安。デンマークの製薬大手ノボノルディスク(NOVOb.CO), opens new tabは3.9%下落した。オランダの医療機器大手フィリップス(PHG.AS), opens new tabは2.8%安。通期の利益率見通しを引き下げたことから売られた。一方、デンマークの風力発電機大手ベスタス(VWS.CO), opens new tabは9.0%と大幅高。25年第1・四半期決算で利益水準が市場予想を上回ったことから買いが優勢だった。
4月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)は3月から低下。需要が弱まり、サービス部門がほぼ停滞する中、景況拡大と縮小の分かれ目となる50をかろうじて上回る水準に落ち込んだ。
週内に開かれる米連邦準備理事会(FRB)とイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策決定会合に関心が集まっている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
