
An electronic board shows Shanghai and Shenzhen stock indices as people walk on a pedestrian bridge at the Lujiazui financial district in Shanghai, China April 2, 2025. REUTERS/Go Nakamura/File Photo
[上海/シンガポール 16日 ロイター] – 今月発表された中国のアクティブファンドに関する新ルールは国内株式市場における資金の流れを大きく変えることになりそうで、業界大手数社が新商品投入へすぐさま行動を起こした。
華夏基金、招商基金、易方達基金は、手数料を投資パフォーマンスと連動させる「変動手数料商品」の販売を申請中、もしくは近いうちに申請すると発表した。
中国では現在まれなこういった投資商品はファンドマネジャーと投資家の利益をより結び付けるもので、ファンドの運用成績が良ければ手数料は上がり、運用成績が悪ければ下がる。
新ルールは長期的なバリュー投資を促進することを目的としており、4兆5000億ドル規模の中国投資信託業界にとってはここ数十年で最大の改革。中国のアクティブファンドはパフォーマンスや長期的なバリュー創造よりも手数料による利益を追い求め、短期投資に集中しているとして、長い間批判されてきた。
変動手数料制の導入を強いられるだけでなく、3年間でベンチマークを10ポイント以上下回ったポートフォリオマネジャーには大幅な減給も義務付けられる。
北京を拠点とする資産運用会社、凌通盛泰の董宝珍董事長は、新ルールによって「資金は流れが大きく方向転換し、銀行といった指数に占める割合が大きい銘柄に向かうだろう」と話す。
第1・四半期末時点で、中国アクティブファンドのポートフォリオに占める銀行株の割合は3.8%。指標CSI300指数(.CSI300), opens new tabに占める割合の13.7%を大きく下回っている。
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