サウジ政府系ファンド、複数の米資産運用大手と数十億ドルの投資契約

サウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」は14日、米国の資産運用大手、フランクリン・テンプルトン、ニューバーガー・バーマンと数十億ドルの投資に関して合意したと発表した。写真は13日、リヤドで開催されたサウジ・米国投資フォーラムで撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)

[ドバイ 14日 ロイター] – サウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」は14日、トランプ米大統領のサウジ訪問を受け、米国の複数の大手資産運用会社との間で合計で最大120億ドルの投資契約を締結したと発表した。

欧米の資産運用大手と中東の湾岸諸国の政府系ファンドが新技術や金融、海外投資といった数兆ドル規模のビジネス機会獲得を目指しており、双方の連携深化が示された。

米国の資産運用大手、フランクリン・テンプルトン(BEN.N), opens new tabは、サウジの金融市場発展に向けた最大50億ドルの投資に関する覚書に署名したと発表。ニューバーガー・バーマンは、サウジへの最大60億ドルの投資のほか、リヤドを拠点とするマルチアセット投資運用プラットフォームを立ち上げることで合意。ノーザン・トラスト・アセット・マネジメントは、最大10億ドルの投資を確約した。

PIFは9000億ドル以上の資産を有する世界最大級の政府系ファンドで、ムハンマド皇太子の経済改革計画の中核的な存在となっている。

トランプ米大統領は4日間の日程で中東3カ国を歴訪中で、サウジによる米国への6000億ドルの投資表明のほか、米国がサウジに1420億ドル相当の武器を売却することで合意した。

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