日々の暮らしがほっと心温まるようなスープレシピを届けてくれる、スープ作家の有賀薫さん。シンプルなのにどこか新しい、作っても食べても楽しいレシピを提案する料理家の長谷川あかりさん。

大活躍中のお二人は実は師弟関係!? 書籍デビュー前の長谷川さんが、有賀さんのアシスタントを務めていたという間柄なのです。そんなご縁がきっかけとなり、4月3日にスープで競演するインスタライブが開催されました。


包丁不要+10分で完成! あさりの旨みとシャキッとレタス〈あさりとレタスのクイックチャウダー〉

今年2月、有賀薫さんの『スープが作れたら、自炊は半分できたようなもの』(オレンジページ刊)、長谷川あかりさんの『時間が足りない私たちの新定番「私、天才かも!」レシピ』(講談社刊)という書籍が発売になりました。偶然にも、自炊がもっとおいしく楽しくなる、料理初心者にも嬉しいヒントがいっぱいの2冊です。

有賀さんの著書にある「スープは自炊初心者の強い味方」という言葉通り、お鍋一つに材料を入れて火にかけるだけでも完成するスープ。肉や魚介、野菜を使って具だくさんにすれば栄養たっぷり、主菜と副菜を兼ね備えてくれる完全食でもあります。もう少しお腹を満たしたいと思ったら、パンやおにぎりを添えればOK!

そんなスープの中でも、<限界くたくたな夜でも作れる一品>をテーマに、それぞれのレシピを披露してくれたインスタライブ。配信中にお伝えできなかったエピソードを交えながら、レシピの詳細を2回に渡ってお知らせします。

第1回目は「これでいいの⁉」とびっくりするほど簡単な、有賀さんの【あさりとレタスのクイックチャウダー】をご紹介します。


あさりとレタスのクイックチャウダー

【材料(2人分)】

あさり(冷凍・殻付き)…150~200g

レタスの葉…1~2枚

にんにくのすりおろし…少々(小指の先ぐらい)

小麦粉…大さじ2

オリーブオイル…大さじ1と1/2

牛乳…100㎖

水…400㎖

塩…小さじ1/3程度

こしょう…少々

粉チーズ…適宜

※生のあさりの場合は、砂抜きをしてから使う。

【作り方】

(1)鍋に小麦粉とオリーブオイルを入れてゴムベラでよく混ぜる。ここに水を少しずつ加えながら、むらなく混ぜる。

(2)鍋を中火にかけ、牛乳を加えて混ぜながら温める。さっと洗ったあさりとにんにくを加え、あさりの口が開くまで3~4分煮る。

(3)塩とこしょうで味を調え、レタスの葉をちぎって加えたら火を止める。器に盛り、好みで粉チーズをふる。

有賀さん 一般的に小麦粉とバターを使うルゥをオリーブオイルにすることで、手軽に作れてサラッとした仕上がりになります。ダマにならないように水は少しずつ加えてくださいね。レタスの代わりに豆苗を使ってもシャキシャキとしておいしいですよ。または、白菜やキャベツ、チンゲン菜、レンジ加熱で柔らかくしたじゃがいもでも合いますが、その場合はあさりの前に鍋に入れて、少し煮えてからあさりを加えてくださいね。お好みで牛乳と水の分量を調整したり、牛乳の代わりに豆乳を使ってもいいと思います

長谷川さん レタスの青々しい香りがしっかりあって、おいしい! お鍋に入れたら余熱でさっと仕上げて、火を入れすぎないのがポイントですね。素材それぞれの味を楽しめるやさしいバランスが、疲れているときにぴったりなスープだと思います。有賀先生から学んだことの一つは、レシピの展開しやすさ。基本を押さえておけば、材料を代えるなどアレンジ次第で何通りにも広がるのが嬉しいです

有賀さん レシピの展開しやすさはとても意識していますね。レシピ通りの材料って、なかなか揃わないもの(笑)。代替品でも作れるように考えています。私のレシピを80%くらいにして、あとは皆さんがお家にあるものを足すなどして仕上げていただいていいのです。作る方の工夫があるからこそ、その料理を自分のものとして楽しんでもらえると思います

師弟お二人の新刊『スープが作れたら、自炊は半分できたようなもの』(有賀薫/オレンジページ刊)、『時間が足りない私たちの新定番「私、天才かも!」レシピ』(長谷川あかり/講談社刊)記念インスタライブは、with class、そしてお二人のInstagramのアーカイブからも見ることができます! ぜひチェックしてみてください。

次回は長谷川あかりさんのレシピ、韓国風の<鶏肉・豆腐・カットわかめの塩スープ>をご紹介します!

[4月19日公開予定]


おうちごはんがもっと楽しくなる!定番にしたいレシピが揃っています

有賀薫 『スープが作れたら、自炊は半分できたようなもの』(オレンジページ刊)

長谷川あかり 『時間が足りない私たちの新定番「私、天才かも!」レシピ』(講談社刊)

料理/有賀薫、長谷川あかり スタイリング/山口裕子 取材・文/首藤奈穂