[ワシントン 17日 ロイター] – 米国務省のブルース報道官は17日の記者会見で、中国の商用衛星企業の長光衛星科技が、親イラン武装組織フーシ派戦闘員へ紅海で米軍艦船や船舶を攻撃するための衛星画像を提供して支援していると非難した。その上で、米国としてはこのような行為を「容認できない」と訴えた。

ブルース氏は、米国が中国に対して長光衛星科技によるフーシ派支援をやめるように働きかけたものの続いていると問題視。その上で中国は一貫して「自国を世界の平和主義の先導役であるかのように装っている」が、「北京と中国に拠点を置く企業がロシア、北朝鮮、イランとそれらの代理人に対して重要な経済的・技術的支援を提供していることは明らかだ」と批判した。

ワシントンの駐米中国大使館の劉鵬宇報道官は、この状況には詳しくないのでコメントを差し控えるとした。長光衛星科技はコメントの要請に直ちには応じなかった。

中国は米国にとって戦略上の主要なライバルとなっており、トランプ米大統領が中国からの輸入品に対する関税を大幅に引き上げ、中国も米国からの輸入品に報復関税を課すなど貿易で対立を繰り広げている。

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