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2025年4月4日 13:14

【速報】“森友文書”ついに開示 亡くなった赤木さんの妻・雅子さんが財務省で受け取る

赤木俊夫さん(当時54)

 森友学園をめぐる公文書の改ざん問題で、自殺した近畿財務局の職員の妻が求めていた関連文書の開示が始まり、妻は4日、財務省を訪れ、開示された文書を受け取りました。

 4日に開示されたのは、森友学園との土地取引に関する経緯などをまとめた2000ページ以上の文書で、財務省は今後1年をかけて約17万ページある文書を段階的に開示するとしています。

■財務省は当初“存在”さえ明かさず…裁判で「不開示決定は違法」判決

 近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)は、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんに関与させられ、2018年、自ら命を絶ちました。

 赤木さんの妻・雅子さんは、改ざんの指示の実態を明らかにするため、財務省が検察の捜査で提出した文書などの開示を求めましたが、財務省側は当初「将来の捜査への支障」を理由に開示しなかったうえ、文書が“存在するかどうか”さえ明らかにしませんでした。

 雅子さんは財務省の不開示決定を取り消すよう求めて裁判を起こし、大阪高裁は今年1月、「文書が存在しているか否かさえ明らかにせずに不開示とする決定は違法だ」などとして、財務省の不開示決定を取り消すよう命じ、判決が確定しています。

 高裁の判決を受けて、財務省は関連文書を段階的に開示することを決定し、6月には赤木俊夫さんが生前取りまとめたとみられる文書についても開示される見通しです。

■開示した文書は、亡き夫のカバンに入れ…

 雅子さんの代理人弁護士は受け取り後、報道陣の取材に対し「雅子さんはすごく喜んでいた。財務省の職員の方は、開示決定から開示まで時間がなく、作業量がかなりあったと思うので、雅子さんは『お疲れ様でした。ありがとうございました』と感謝の言葉を伝えていた」と話しました。

 また雅子さんは受け取った文書を俊夫さんが生前使っていたカバンにしまったということです。

 弁護人はこのあと文書を読み内容を精査する予定です。

最終更新日:2025年4月4日 13:41

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