<ボクシング:IBF世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇29日◇愛知県国際展示場
挑戦者となるIBF世界ライトフライ級王者矢吹正道(32=LUSH緑)が国内初の「2階級同時制覇」を成し遂げた。
現王座を保持したまま、1階級上となるIBF世界フライ級王者アンヘル・アヤラ(24=メキシコ)に挑戦し、12回1分54秒、TKO勝ちで新王者となった。1回に左フック、2回に右ストレートでダウンを奪取。3回の偶然のバッティングで両者ともに流血する激しい展開も、最終12回に右フックで3度目のダウンを奪い、追い打ちをかけてレフェリーストップ勝ちした。リング上での矢吹の一問一答は次の通り。
◇ ◇ ◇
-新王者になった
矢吹 今日は、会場に応援に来てくださったみなさま、ありがとうございました。こうやってボクがボクシングに専念できるのも、スポンサーがいてくれてボクシング一本でやれている。スポンサーの方とみなさんのおかげです。
-全勝の王者アヤラは
矢吹 すごいパンチはありましたね。狙われているところあって、うかつに入れなくて。予想通り強い選手でした。
-どんな試合展開を予想
矢吹 めっちゃ苦しい展開にあると思ったら、本当に苦しい展開になってしまって。カットもあって、途中からずっと見えなっちゃって。右足もちょっとつっちゃったので、いきたくてもいけなかった。ちょっとしょうもない試合してしまった。
-この試合への覚悟は
矢吹 ボクの場合、今いるアマのエリートとか、(4団体統一スーパーバンタム級王者)井上(尚弥)チャンピオンみたく強くないので1戦必勝という感じで。1戦1戦がゴールだと思っている。今日も勝ったことがゴールやと思っている。勝って良かった。
-フライ級の調整は
矢吹 良かったつもりやったんですけど、途中から足がつってしまった。どうにかちょっとしなちゃいけないなと思う。
-国内初の世界2階級同時制覇
矢吹 それは結果でついてくるものであって全然気にしていないですけど。井上チャンピオンがまたすごい偉業を成し遂げるので抜いて、塗り替えると思う。自分なんてビビたるものです。
-いずれビッグマッチも
矢吹 そうなれば面白いけれど、自分は1戦必勝なので。目の前の試合に頑張っていきます。次も指名試合が決まっちゃっているので。それに向けてやっていくのか。弟(力石政法)の勝利を見届け、決めたい。
-次は5月に世界初挑戦の力石政法へバトン
矢吹 弟が5月28日、28戦27勝27KO(1敗)のめちゃめちゃ強いヤツと戦うので。そこでスーパーフェザー級というすごい階級で、世界チャンピオンになることに対して良いバトンを送れたと思う。
-バッティングで出血した
矢吹 メチャクチャ痛かったですね。この後、縫う処置をしなくてはいけないことに、おびえています。
-アヤラへメッセージ
矢吹 こういう異国の地に来てもらい、数少ない応援の中で戦ったアヤラ選手、アヤラ陣営にすごいリスペクトです。自分よりも強いと思う。
-今後の目標
矢吹 とりあえず、自分自身は特にない。今はゆっくりして。後は弟にバトンをわたしたので、自分よりも弟、緑ジムにはキッズがたちもすごくいるので、そういう子たちに良い瞬間をみせられたかなと思う。
-最後にファンへ
矢吹 今日は本当にありがとうございました。また良い瞬間みせられるように頑張ります。(おわり)
