
1月29日、英通信大手ボーダフォンは、標準的なスマートフォンを使った通信衛星経由のビデオ通話を世界で初めて実施したと発表した。写真はボーダフォンのロゴ。イギリスのチェシャーで2023年6月撮影(2025 ロイター/Jason Cairnduff)
[ロンドン 5日 ロイター] – 英競争・市場庁(CMA)は5日、英通信大手ボーダフォン(VOD.L), opens new tabと同業スリーUKによる190億ドル規模の統合計画について、競争促進に向けた一定の措置を講じることを条件に承認する可能性を示した。スリーUKは香港の複合企業、CKハチソン・ホールディングス(長江和記実業)(0001.HK), opens new tabの傘下にある。
英国の携帯通信事業者は4社体制で、ボーダフォンは3位、スリーUKは4位。CMAは長年、消費者にとって料金を低く維持するためには少なくとも4社が必要だと主張してきたが、スターマー新政権はこのほど、インフラ・公共サービスへの投資拡大につながる限りにおいて規制当局は企業の合併計画を認めるべきだと表明していた。
CMAは、両社が高速通信規格「5G」に投資し、短期的な顧客保護を講じることなどを法的拘束力のある条件とした上で、両社の統合は「競争を促進する」との判断を示した。
両社は2023年に統合計画を発表し、5G展開のために共同のネットワークに110億ポンドを投資すると表明。統合しなければ、この規模の投資は不可能だと説明した。また、統合すれば英国第3位の通信事業者として強化され、通信大手EE(BT.L), opens new tabおよびヴァージン・メディアO2 (TEF.MC), opens new tabと競いやすくなると主張していた。
CMAは12月7日までに最終決定を下す。
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