
トランプ米大統領は11日、カナダから米国に輸入される全ての鉄鋼とアルミニウムに追加的に25%の関税を課すよう商務長官に指示したと明らかにした。加オンタリオ州で1月撮影(2025年 ロイター/Carlos Osorio)
[ワシントン/オタワ/ロンドン 11日 ロイター] – トランプ米大統領は11日、カナダから米国に輸入される全ての鉄鋼とアルミニウムに追加的に25%の関税を課すよう商務長官に指示したと明らかにした。これにより、合計の関税率は50%になる。
カナダで最大の人口を抱えるオンタリオ州が今月10日、米国の関税措置への報復として、ニューヨーク、ミシガン、ミネソタの3州に供給する電力に25%の追加料金を課すと発表したことを受けた措置としている。 もっと見る
トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、商務長官に追加的に25%の関税を対象製品に課すよう指示したとし、12日の朝に発効すると明らかにした。
その上で「カナダは米国の乳製品に課している250%から390%の関税を直ちに撤廃する必要がある。これは長い間、不当なものと見なされてきた」とし、「脅威にさらされている地域の電力に関する国家非常事態をまもなく宣言する」と表明。
カナダが「他の悪質で長期にわたる関税」を撤廃しなければ、米国がカナダから輸入する自動車に対する関税を4月2日に「大幅に引き上げる」と警告した。
これに対し、カナダ・オンタリオ州のフォード首相は、カナダからの輸出品に対する米国の関税措置が「完全に撤廃」されるまで譲歩しないと表明した。
トランプ大統領の発言を受け、米市場ではアルミ現物価格が1トン当たり990ドルを突破し、最高値を更新した。
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