1月の米新築住宅販売は前月比で減少し、3カ月ぶりの低水準となった。値ごろ感の問題や厳冬が影響した。

キーポイント新築一戸建て住宅販売(季節調整済み、年率換算)は前月比10.5%減の65万7000戸ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は68万戸前月は73万4000戸(速報値69万8000戸)に上方修正

US Home Sales Fall Back on Weather, Rates

Single-family housing inventory rises, along with prices

Source: Census Bureau

  地域別では、最大の住宅建設地域である南部で15%近く減少。一部で記録的な大雪に見舞われたことが響いた。中西部と北東部でも大幅に減少した。一方、西部では増加した。

  住宅市場は物件価格や借り入れコストの高止まりで厳しい状況が続いている。トランプ政権下での規制緩和を楽観していた建設業者は、関税計画によるコスト上昇という現実に直面している。しかし、中古住宅市場の在庫増加が緩やかなペースにとどまっており、当面は新築住宅販売を下支えするとみられる。

  海軍連邦信用組合のエコノミスト、ロバート・フリック氏は「大量の新築住宅が市場に出回っているが、高価格と高金利に厳冬が重なり、販売が落ち込んだ」とリポートで指摘。「住宅ローン金利が低下すれば販売に寄与するだろうが、それが春の販売シーズンに実現するという保証はない」と続けた。

  1月末時点で売りに出されていた新築住宅は49万5000戸と、2007年12月以来の高水準となった。それでも価格は上昇し、新築住宅の販売価格(中央値)は前年同月比3.7%上昇の44万6300ドル(約6660万円)と、1月としては過去最高を記録した。これは高級物件の売買がより活発なことを反映している。

  米抵当銀行協会 (MBA)がこの日発表したデータによると、30年物固定住宅ローンの契約金利は先週5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し6.88%と、年初来の低水準を付けた。ただ、2021年終盤の2倍余りの水準にとどまっている。

関連記事:米住宅ローン金利、年初来最低の6.88%に低下-借り換え申請は減少

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US New-Home Sales Drop to Three-Month Low on Rates, Storms(抜粋)

(統計の詳細やエコノミストの見方を追加し、更新します)