スイスで15~16日に開かれるウクライナに関する首脳会議「平和サミット」をめぐり、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が中国への批判を強めている。中国がロシアによるサミットの妨害に加担していると主張している。
2日、訪問先のシンガポールで記者会見するウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領=蒔田一彦撮影 ゼレンスキー氏は2日にシンガポールで行った記者会見で、「ロシアは中国の影響力や中国の外交官を利用し、サミットを妨害するためにあらゆることをしている」と批判。中国が「プーチン(露大統領)の道具」となっているとし、「各国にサミットに参加しないよう働きかけている」と不満をあらわにした。
平和サミットにロシアは招待されていないが、ウクライナは中国のロシアに対する影響力に期待し、
習近平(シージンピン)
国家主席のサミット出席を呼びかけてきた。しかし、中国はゼレンスキー氏がシンガポール入りする直前に不参加の方針を表明した。
中国外務省の
毛寧(マオニン)
副報道局長は3日の記者会見で、ゼレンスキー氏の指摘について「中国が他国に圧力をかけているという状況は全くない」と反論し、和平協議にはロシアとウクライナ双方の参加が必要だと改めて主張した。
![[国際] ウクライナと中国、「平和サミット」巡り亀裂深まる…ゼレンスキー氏「中国が各国に不参加働きかけ」 [国際] ウクライナと中国、「平和サミット」巡り亀裂深まる…ゼレンスキー氏「中国が各国に不参加働きかけ」](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2024/06/1717509556_20240604-OYT1I50137-1-1024x576.jpg)