天皇、皇后両陛下が今月22~29日に英国を国賓として公式訪問されることが、4日午前の閣議で決まった。両陛下の国際親善のための外国訪問は、昨年6月のインドネシアに続いて即位後2回目。天皇、皇后が国賓として訪英するのは1998年以来となる。天皇、皇后両陛下(5月2日)=代表撮影天皇、皇后両陛下(5月2日)=代表撮影 両陛下は22日に政府専用機で羽田空港を出発し、同日夕にロンドン郊外のスタンステッド空港に到着。天皇陛下は翌23日に日本文化を発信するための文化施設「ジャパン・ハウス ロンドン」を、24日にはライフワークの水の研究に関連し、地元の高潮防止施設「テムズバリア」を視察される。

 3日間の公式行事が始まる25日には、両陛下で歓迎式典に臨んだ後、ウェストミンスター寺院で無名戦士の墓に供花される。夜はチャールズ国王夫妻主催の晩さん会に出席される。 皇后さまは療養中のため、宿舎で体調を整えながら行事に臨まれる。ロンドンの金融街「シティー」の代表らが主催する26日夜の夕食会は出席を控えられる。27日に行われる国王夫妻へのお別れのあいさつには臨まれる予定だ。 天皇陛下は27日午後、ロンドン郊外のウィンザー城を訪れ、2022年9月に死去したエリザベス女王と夫のフィリップ殿下の墓に花を手向けられる。 現地最終日の28日には、両陛下がかつて留学したオックスフォード大をそろって再訪される方向で調整が進められている。同日夜に政府専用機で英国を出発し、29日に帰国される。