明治時代にハワイへ渡った日本人移民らが余興として始めた「地歌舞伎」が2日、岐阜県瑞浪市の芝居小屋「相生座」でハワイ大の大学生らによって演じられた。130年以上を経ての”里帰り”公演に約500人の観客から大きな歓声が送られた。 この日は名作「弁天娘女男白浪」を英語と日本語で披露。盗賊5人が並ぶ見せ場では、そろいの着物に身を包んだ学生が和傘を手に、流れるような日本語のせりふを聴かせ、観客から大向こうやおひねりが飛んだ。 長唄を担当した日系3世のアーロー・千秋・ローさんは「長い間練習してきた。たくさんの拍手をもらい、胸がいっぱいです」と話していた。(中部支社写真グループ 伊藤紘二撮影)