石川県は5月29日、輪島市出身の漫画家・永井豪さん(78)に県観光大使を委嘱した。能登半島地震で甚大な被害を受けた古里について、永井さんは委嘱式で「観光大使としての活動を頑張りながら、復興支援も続けていきたい」と力を込めた。焼失した朝市通りの「永井豪記念館」の再開にも意欲を示した。
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馳知事から委嘱状を交付された永井さん(左)(29日、県庁で) 永井さんは小学1年の夏まで輪島市で過ごし、現在は日本漫画家協会の理事を務める。代表作に「マジンガーZ」「デビルマン」「キューティーハニー」などがある。地震後は応援メッセージを描いたイラスト色紙を市に贈ったほか、6月には都内の宝飾展示会で「デビルマン」を描いた輪島塗パネルの作品を販売し、売り上げを復興支援にあてるという。
委嘱式で馳知事は「永井さんの力で輪島に元気をもたらしてほしい」と期待を寄せた。永井さんは「故郷に対する思いは強い。石川の魅力を全国、世界にアピールしていきたい」と応じた。 市が運営する記念館は2009年に開館。名誉館長の永井さんは定期的に訪れ、サイン会などを開いてファンらと交流を深めてきた。元日の地震で発生した大規模な火災で被災したが、館内の原画やフィギュアなどは焼けずに残った。永井さんは「能登の復興に記念館が必要であれば、(再開のために)協力して頑張りたい」と話した。 今回の委嘱で県観光大使は25人となった。
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