自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、
菅家(かんけ)
一郎衆院議員(69)(比例東北)は27日記者会見し、2018~22年に安倍派からキックバック(還流)されたパーティー収入の一部計1289万円を自身が代表を務める政党支部に個人名義で寄付したことにより、約148万円の税額控除を受けていたと明らかにした。既に全額を国庫に返還したという。
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菅家一郎衆院議員 租税特別措置法では、個人が政党支部などに寄付した場合、寄付額の約3割が所得税から控除されるか、課税対象の所得から寄付分が差し引かれる。
菅家氏の説明によると、22年までの5年間に安倍派から還流された1289万円と自身の資金を合わせて福島県内の自民党政党支部に寄付していたが、支部の政治資金収支報告書には、還流分を含めた全額を個人の寄付と記載していた。還流分に相当する控除額は148万2300円で、全て政治活動に充てたという。 安倍派は今年1月、それまで収支報告書に記載していなかった還流分を所属議員側への寄付として計上。それに合わせ、菅家氏側も還流分の1289万円を個人寄付から除外し、派閥からの寄付とする訂正を届け出たという。 菅家氏は3月、読売新聞の取材に対し、還流分を個人名義で寄付し、税額控除を受けていたこと自体は説明していた。この日の会見では、詳細な金額を明らかにした上で、「税理士が法や制度にのっとって適正に申請した」として違法性を否定。「派閥が(収支報告書に)『記載するな』と言ったので、個人名義で寄付せざるを得なかった。(寄付の)名義が違ったことは重く受け止め、反省している」と釈明した。 菅家氏は福島県会津若松市出身で、衆院当選4回。復興副大臣などを務めた。
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