インターネット業務をNHKの必須業務とする改正放送法が16日、参院本会議で可決・成立した。NHKに対し、放送番組の同時配信や見逃し配信のほか、文字ニュースなどの「番組関連情報」のネット配信を義務づける。公布から1年半以内に施行される。NHKNHK NHKのネット業務はこれまで、放送を補う任意業務とされていた。施行後は、テレビを持たない人もスマートフォンなどで番組を視聴できるようになる。アプリのダウンロードや登録手続きなどを経て、受信契約の義務が生じる。スマホやパソコンを持っているだけで契約を求めることはない。

 受信料はテレビ放送と同額となる見通しで、既にテレビの受信契約を結んでいれば追加の負担はない。テレビとネット配信それぞれの視聴者の公平な負担の観点から、ネットだけで無料配信していた「理解増進情報」は廃止する。 一方、文字ニュースなど番組関連情報の配信内容については、番組と密接な関連があり、番組の編集上必要な資料に限定する。